コロナ禍で悪化した生理前症候群(PMS、PMDD)を克服した話 1/4
コロナ禍で生理前症候群が悪化
きっかけはコロナ禍の在宅勤務 with 子ども
もともと生理前にイライラしたり不安になったりすることが多く、生理前症候群かな?と思っていましたが、そんなに深く考えることもありませんでした。
ところが、あるとき生理前症候群が急激に悪化し、そこから毎月やってくる恐ろしい10日間との戦いが始まります…
きっかけは、コロナ禍でした。
3歳の子どもを自宅保育しながらの在宅勤務が始まりました。
3分に一回中断しながら、日中時間帯に何とか仕事を半分こなし、子どもが寝かしつけてから夜中に残りの仕事をこなす過酷な日々。
そんな状況で迎えた生理10日前、今まで経験したことのないような激しいイライラと、どうしようない不安に襲われました。
あれ、起き上がれない…生理前症候群の悪化
イライラと不安を抱え、考えがまとまらず、仕事に多少の支障をきたしながらも何とか平日を乗り切りました。
そして迎えた生理二日前の土曜日、あまりよく眠れないまま、朝目を覚ますと…
あれ、起き上がれない…??(;゚Д゚)
ひどいうつ状態で体が重く起き上がることが出来ませんでした…
そして、土日の二日間ほとんど横になったまま、絶望感で涙が止まらず、子どもとの会話もままなりませんでした。
命の母ホワイトを飲んでみる
これはまずい…
横になりながら、真っ先に頼ったのはTwitterでした(笑)
生理前症候群には「命の母ホワイト」がいいというツイートを見て、さっそくAmazonで購入しました。
ひどく悪化してから飲んだせいか、残念ながら私には効きませんでした。
いま思うと、この時の状態は市販薬でどうにか出来るレベルではなかったです。
平常時の生理前のイライラや不安というレベルなら、もしかすると命の母ホワイトも効果があったかもしれません。
はじめての婦人科
診断はPMDD
あまりに壮絶な生理前を過ごし、私は婦人科に行くことを決意しました。
はじめての婦人科にドキドキ。
男性の先生でしたが、優しく落ち着いた口調で話す方でした。
先生の診断は、生理前症候群(PMS)ではなく月経前不快気分障害(PMDD)でした。
PMSの精神症状が特にひどく生活に支障が出るような場合、PMDDという診断がつくそうです。
治療方針:漢方かピルか
治療方針は二択で、漢方かピルか自分で選ばせてもらいました。
※妊娠希望の方は漢方一択です。
私はこれまで漢方があまり効いた試しがないので、ピルを選択しました。
処方されたのは、超低用量ピル(フリウェル配合錠ULD「モチダ」)でした。
生理が始まった日に飲みはじめ、21日間毎日服薬し、8日間旧約します。
一か月後に薬の効果を見て、治療方針を見直すことになりました。
超低容量ピル
超低用量ピルの副作用
ピルの最も危険な副作用は血栓症で、頭痛や胸の痛みが出たらすぐに受診するよう言われました。私にはこの副作用は出ませんでした。
ただ、吐き気の副作用がかなり強く出てしまいました。
飲む時間を朝から夜に変えたり、食事を工夫したり、色々と試しましたが、
吐き気は最後まで改善しませんでした。
超低用量ピルの効果
そして、生理前をワクワクして迎えました。
ピルは一か月目から効果が出る人が多いと先生が言っていたので、
もしかしたら早速効果が出るのではと期待していました。
しかし、残念ながら…
私の場合ピルの効果は全くありませんでした。
逆に副作用の吐き気がずっと続いたため、PMDDの症状と相まって
いつもより辛いという結果でした…
つづく
ピルを飲んでみて、自分のために毎日薬を飲むという行為は、
自分を労わってあげている感じがして、すごくいいなと思っていました。
子供が生まれてから、自分の事をとてもないがしろにしてきたなとしみじみと思いました。
今回のピルは残念ながら私に合いませんでしたが、この話は4話完結です。
あと3話で解決策にちゃんとたどり着きますので、どうぞ安心して続きを読んでください(笑)
(つづく)